
steamで半額セールだったので購入してクリアしました。サイレントヒルはやった事がなくて、初めてプレイしたのですが結構面白かったです。元々サイレントヒルはサイレンシリーズを作ったプロデューサーがKONAMI時代に作った作品なので、サイレントヒルfはリスペクトからかサイレンから影響受けたような要素が結構あってかなり懐かしく感じました。作品の時代背景が1960年代ということで、ゲーム内のCGも昭和な雰囲気でそういう意味でも子供の時に見た田舎の景色や私が住んでいた地域が田舎で子供の時に古民家がまだ結構残っていたので妙に懐かしい気持ちになりました。
1周目クリアしたのですが、一周目クリアしてもエンディングが明らかにバッドエンドな感じで、伏線もまったく回収されていなくて謎ばかりが残ってたのですが、今作は周回プレイ前提で作られていて、一周目は固定エンディングで二周目から特定の行動をすることで狐の嫁入りエンド(バッド)、狐の尾濡らすエンド(グッド)エンディングになる仕様みたいです。そしてこのエンディングのどちらかを見てからにもう一回プレイして特定の行動で真エンディングを見ることができます。2周目と3周目と登場人物のセリフや日記や物語の黒幕に関する文研などが明かされていくような感じです。以下は物語の確信に迫るネタバレを含内容になりますので、まだ途中の方はご注意ください。
1周目固定エンディング
1周目で後半で街を侵食していた白無垢の化け物が闇の社で狐の儀式を全て終えた自分自身であった事がわかります。まだまだ謎がたくさんあり、作中の凛子と修の意味深な会話、序盤の朔子の裏切り者のセリフ、雛子の幼い時のセルロイド人形のメッセージなど結構謎が残ります。このエンディングでは現実世界で赤いカプセルを大量に摂取して錯乱した雛子が村人を怪物と勘違いして惨殺して消えるという後味の悪いバッドエンドで多くの人が唖然とすると思います。
2周目 狐の嫁入りエンド(バッド)、狐の尾濡らすエンド(グッド)エンディング
二周目は新たに人物のセリフなどが追加されたり、新たな日記や資料も増えて、一周目ではわからなかった部分がほぼわかります。また2周目でエンディングの分岐の条件は村の霊刀伝説のフラグを立てて霊刀の入手し霊刀の穢れを祓うかどうかと赤いカプセルを1度も使用せず2周目をクリアするかでいずれかエンディングになります。2周目では封印されていた扉が開いていたり、封印されていた箱も開けるようになっています。2周目では村で現在も信仰されている神のお稲荷様と、かって信仰されていた神の九十九神が雛子に干渉していた事がわかり、九十九神は物に宿る神なので雛子が子供時の人形を通じて狐に不信感を持たせるようにメッセージして修の雛子への感情を利用して赤いカプセルで妨害していた事がわかります。こちらは狐の嫁入りエンドで明かされてバッドエンド扱いで、もう一方の狐の尾を濡らすエンドでは一見するとハッピーエンドかと思われますが、結局、7尾の狐と戦闘後に後始末は引き受けたと狐面の男が言いましたが、その後災厄が発生して結局村が潰滅した所を見ると失敗したのだと思いますが、2周目ではこちらが一応良い方のエンディングになっています。
真エンディング
2周目で背後で暗躍していた存在が分かりましたが、3周目では霊刀の穢れを祓い、2周目同様に赤いカプセルを一度も使用せずに進めると、神によって封じられていた両親の記憶を雛子が思いだします。実は雛子が見ていた父と、母の関係性は実際には違っており、実は親父も信頼していた弟のように思っていた人物に裏切られ借金を背負う事になっていた事情や、実際には雛子達に謝罪していた事を思い出します。狐や九十九神はこれ以外にも自身の都合が良くなるように色々干渉しています。分裂していた精神(狐面の雛子)と協力して九十九神と九尾の狐を倒すことで真エンディングになります。何故雛子に神である存在がそこまで干渉するのかは物語で入手出来る文献などから雛子が稀血をひいていて、神が稀血の人間の血を受け継ぐことで神の格が上がる為に狐側の力を衰えさせる為に妨害しているのだと思います。九十九神はかっては村の信仰されていましたが現在はお稲荷信仰が優位になっている為に敵対関係にあります。基本的に霧の町も闇の社で登場する同級生達は雛子の精神が投影された存在で7尾の狐や九十九神が日記の一部を改ざんしたりして雛子がネガティブな感情を持つように仕向けています。また闇の社で狐雛子が同級生を殺害しますが、実際に殺害しているのではなく、彼等と忘れる決別する意味でそのような描写にしているのだと思われます。3周目は作中で唯一霊感から邪悪な気配に気付いていた朔子は雛子を助ける為に日記などを通じてサインをしていて、それらを見た雛子が邪悪な存在に気付いて、真エンディングという流れになっています。確かにすごく作り込まれていて楽しかったですが、2から3周目と色々セリフの追加や物語のキーとなる文献などの入手はありましたが、さすがに3周もプレイするのはめちゃくちゃ面倒くさいです。結局大きく分けるとこんな感じです。
①九十九神→霧の町の雛子を都合の良いように操ろうとして、霧の町で人形を通じて助言してくれますが、単純に味方ではなく雛子を利用して狐に復讐しようとしています。
②7尾の狐→闇の社の雛子を洗脳して儀式を終わらせて嫁入りさせようとしている。人間のままでは神との婚姻は出来ないので狐雛子を洗脳して儀式をして白無垢の化け物にしようとしている。代々、村の権力者の血筋の長に取り憑いて同様の儀式を行っている。元々は九十九神が村では信仰の対象だったのが現在はお稲荷様優位なのは人間の血を取り入れるシステムを村で作り神としての格が上がり、より多くの信仰を得られるようになった為だと思われます。また村で不穏を働く者に制裁を加えたり、女を誘拐(神隠し)もしている。誘拐された人の名前が記載された読み物があって雛子の姉は違うみたいです。
③狐雛子(雛子の婚姻を受け入れようとしている諦めの精神)→九十九神が修の気持ちを利用して赤いカプセルの効果で分裂した雛子の精神。闇の社で全ての儀式を終えると白無垢の化け物(神の花嫁)になる。こちらは闇の社で操作する雛子で狐に洗脳されています。思い出(同級生)と決別する事から霧の町の侵食が進んで化け物が増えて侵食が進んでるのだと思います。化け物は雛子の精神のネガティブな感情が具現化したような存在。親父の例だと口だけの巨大な化け物で包丁を持っているなど
④霧の町の雛子(両親や姉などを見て婚姻について逃げたい精神で思い出を大切にしていてプラス方向の精神)→九十九神が操ろうとしているが朔子の日記や言動や文献から邪悪な存在に気付いた。霧の町は雛子の思い出や精神が投影された世界で白無垢が霧の町を侵食しているのは儀式が進むにつれて思い出が呪いで薄れていく描写なのだと思います。つまり狐面の雛子(婚姻を受け入れようとする精神)が思い出を消そうとしている。同級生達も雛子の精神が投影した存在なので凛子が言った雛子は死んだんだよ(雛子の両親や姉や当時の価値観から婚姻に対するイメージから出たセリフで実際に死んだわけではない)、凛子の家で階段から突き落とされるシーンも雛子のネガティブな精神のイメージからの描写なので実際に凛子が突き落としたわけではありません。見ていて面白いと思ったのが一周目では階段に彼岸花はなかったのですが、2周目では階段の所に彼岸花の侵食した後があったりと霧の町の雛子が不信感を持たせる為に神が行っているのだと思います。
朔子は神社の娘で雛子の精神世界の他の同級生と違い神の存在や不穏な存在に唯一勘付いていて、雛子の精神世界にも干渉していたので少しイレギュラーな存在なのかも知れません。ただし朔子は邪悪な意思や存在は感じれるものの、日記などから九十九神がかって実家が信仰していた廃れたしまった神社の神だとは気付いていないようです。
朔子と同じく少し異質に見える雛子の姉に関しては謎が多く1人だけお面が鳥や皮膚が腐敗しているなど単純にもうこの世にはいないと捉える事も出来ますが、言動や行動も一貫性がなく見えてかなり謎です。結局わかりませんが、今作はアナグラム的な要素が名前などに見え隠れする所からお面は鳥の妖怪の産女を表してるのではと考察があり、死んでる説はなんかしっかりくるような気がします。
難産で死んだ女性の霊が妖怪化したものが産女と古来より言われていたのでこれは結構あるのではと思いました。また結婚後の名前が絹田 潤子となっていて、きぬたを逆に読むとタヌキ(人を騙すイメージがある。)なっていて、闇の社の姉の首のあたりの傷がロープの後に見えるのでこれもしっくりくると感じました。
本編に流れていた迷い歌がクリアして見ると本編での雛子の心情がかなりマッチしていてあらためて曲を聴くと結構感動しました。近年は日本て感じのホラーがリメイク以外ほとんどなかったのでこれをきっかけに復活することを願っています。今作は難易度は低いのでアクションが苦手的という人にもおすすめ


































